ゴミか宝か、無料のFacebookグループで答えを探そう

大切なものに心を向けているなら、それを機能させる方法は必ず見つかります。大きな進歩は通常、小さな一歩として始まり、ほとんどの優れたアイデアは、誰かがそれを真剣に受け止め、そのようなものが来るのを知らずに待っていた他の人を見つけることから始まります。

Facebook グループ　プノンペン・ミニマリスト＆フリーサイクルは、約 2 年前から存在しています。カンボジアに長年居住しているイリーナ・チャクラボルティさんによって設立され、物を寄付したり、古いものを再利用するなどして、消費を減らし、カンボジアの環境の持続可能性に少しでも貢献したいと考える地元住民と外国人居住者、合わせて述べ5,000 人以上のメンバーを集めています。そして、誰も欲しがらないものをリサイクルします。

チャクラボルティさん は、博士論文を書き終えた後、休暇を取るためにカンボジアに引っ越しました。彼女はここに古くからの友人を訪ね、友人が留守の間、友人の犬の世話をするために数か月間ここに来ました。

彼女は、グループを作成するための彼女のインスピレーションは、その中核となる哲学的原則としての環境保護主義とミニマリズムであると述べました。

「私のバックグラウンドは環境工学で、以前は衛生と廃水処理に携わっていました。多くの文化では、「使用済み」アイテムには偏見があり、現在の消費危機を悪化させています。しかし、私は昔から古着、再利用、リサイクルが大好きで、実際、プノンペンの人々は一般的に使用済みの品質を高く評価しているという印象を受けました。」安価な新品よりも製品を重視していると彼女は語っています。

フィンランドの市民権を持っているが、祖先が数カ国にまたがっていることを「複雑」と表現するチャクラボルティさん（41 歳）は、目標は安価な新品のジャンク品の消費を減らし、消費財の再利用を促進し、持続可能な生活と資源の共有について、人々に関心を持ってもらうことだと言います。 

これまでのところ、彼女は、このグループは、整理整頓をしたい人や引っ越しをする人へ向けて、非常にうまくいっているようだと語っています。店に行って購入する前に、最初のオプションとして必要なアイテムのリクエストを投稿する人もいます。

また、コーヒー プレスのガラス部分、ファンのモーター、ブレンダーのジャグなど、他の壊れたアイテムのスペアパーツをみつけるために、壊れたアイテムのリクエストを投稿する人もいます。

「投稿を見てみると、商品を予約したのに時間通りに取りに来ないという『ノーショー』についての苦情がいくつか見られますが、それは少数のケースだと思います。また、誰かがアイテムを受け取るまでにどれくらい待つかなど、人々が自分の期待についてより明確になっていることもわかります。また、グループを使用して、食品包装などの環境関連のトピックについていくつかの投票を行いました。」

彼女によると、時折、一部の参加者が、グループのコンセプトをよく理解していなく、探しているアイテムをどこで買えばよいかの提案などがあるため、グループの目的についてリマインダーを投稿することもあるそうです。

チャクラボルティさんによると、このグループにはルールがあり、非売品の投稿、動物の養子縁組の投稿、複雑な物々交換などはあまり効率的とは思えないため禁止されています。さらに、アイテムを寄付またはリクエストする際にお互いを尊重する方法について、彼女はガイドラインを持っています。

とはいえチャクラボルティさんによると、ほとんどの人がグループの目的を理解し、ルールに従っているように見えるため、ミニマリストの問題は最小限だといいます。

彼女は、毎日ますます多くの人々がグループに参加するのを楽しみにしており、それがさらにクメール コミュニティで広まることを望んでおり、必要があれば、将来のある時点で正式にグループをクメール語と英語の両方でバイリンガルにすることも計画しています。