マレーシアの格安航空会社(LCC)大手キャピタルAは、航空事業持ち株会社「エアアジア・アビエーション・グループ(AAAGL)」が、カンボジアの「シビライ・アジア」と合弁契約を締結し、「エアアジア・カンボジア(AirAsia Cambodia)」を設立することを発表しました。
同社は当局の認可を取得した後、2023年後半にASEANおよびアジア全域の国際市場への運航開始を目指します。
合弁契約はローズウッド・プノンペンにて民間航空庁長官などの立ち会いのもと、キャピタルAのトニー・フェルナンデスCEOと、シビライ・アジアのディレクター兼エアアジア・カンボジアのCEOであるVissoth Nam氏によって調印されました。既にエアアジアはカンボジアで就航しているが、インドネシアやタイなどの東南アジア諸国とは異なり、カンボジア国内に現地法人を設立していない状態です。
フェルナンデスCEOは今回の合弁会社設立に関して、「カンボジアは馴染みがある市場であり、インフラが整っている」として、初年度の黒字化に自信を示しています。